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海晴丸は鹿児島 錦江湾のジギング、船釣りの遊漁船です。マダイ、カンパチ、タチウオ、カワハギ、アオリイカなどジギングやティップラン、コマセで狙います。

海晴丸連絡先  090-3738-2896     kaisei6@docomo.ne.jp

釣り人: 

永井裕策プロ
中道社長(オーナーばり社長)

主催 :

取材:

海晴丸の取材でもお馴染みの”南のつり”さん
同行してくれた記者も熱心に取材に取り組んでくれた。
とても協力的な出版社で,今や南九州の海釣り情報ナンバー1
と言えるでしょう。今回の取材内容も6月号に掲載されますので
是非みてください。

永井裕策
プロフィール:

出身地 東京都生まれ長野県育ち・・・”真鯛の永井”として知るひとぞ知る沖釣り界の横綱。学生時代に浜に追い上げられたイワシの群れを目の当たりにし、海の魅力に引き付けられる。
磯釣りで使用していた「水中ウキ」をハリスに付けた「永井リグ」の考案者で,現在普及しつつあるスイベルを使用したマダイの2段テーパー仕掛けを確立させた。

オーナーの”閂マダイ”もプロデュース
・シマノインストラクター
・マルキューインストラクター
・オーナーインストラクター
・DUElプロスタッフ
・美咲アドバイザー
・スポニチAPC
 TV番組:釣りロマンを求めて
釣りビジョン:オフショアレボリューション
DVD:永井裕策のアジ釣り:永井裕策のマダイ道場


 今日のタックル説明です。
ロッド:BJSミヨシ(シマノ)
リール:電動丸1000PLAYS(シマノ)


針はもちろん閂マダイXの10号です。仕掛けの途中にスイベルを入れてあるのが,永井流。水中の中でスイベルを基点にツケエサを誘います。早い潮流時に仕掛けの吹き上がりを防止するのにも使います。

オーナーのマダイバリ「閂マダイX」は独自のハリ先形状が最もバレにくいとされる口元の閂(かんぬき)を捉えて貫く。違和感なく食わせるコンパクトフォルム。チモトはプレスシャンクとプラスエッジの2つの機能を融合させることで、ハリスの回り込みやズレを防ぐ。また、スッポ抜けを防止するグリップヘッド採用。号数は7〜14号の8サイズ。13、14号は大型マダイやワラサなどの青物にも対応。メーカー希望本体価格300円。
また、閂マダイを使用したテーパー仕掛け「テーパーマダイフロートタイプ2本鈎」も各種号数発売中。


2段テーパーはメインラインを太くし抵抗を加えることにより,サブラインに結んであるツケエサの動きををコントロールしやすくします。
 


『エサ付けはゆっくりでいいから,しっかりと針のセンターにつけましょう』と永井さん。魚に近い部分は特に注意をはらうべき点なのでしょう。


そして1投目。上潮は動いているが,海底付近の底潮は動いたり,止まったりで『ムムムム・・・どう攻めようかなあ・・・』


潮が流れないため底付近はエサ盗りが多く,タナを上げるとアタリがない厳しい状況が数投続く。しかし永井さんは場を和ますため?に”おやじギャグ”を連発します。


そこで永井名人は上から下への誘いに変更。コレTVでやっているあのテクです。私もコレをやるようになってから釣果がグーンとあがりました。
 
釣り始めて1時間経過しても音沙汰なし。それならばといい機会なので実際に上から下への誘いを解説付きで教えてもらいました。
『こうやって,ゆっくり〜と,下へと・・・』


”ギュイ〜ン”
『お〜い船長!きちゃったよぉ』と永井さん


1枚目のマダイなので慎重に楽しみながらあげていきます。
『いい引きしてるよぉ〜』


この日はウネリも少々ありましたが,魚の引き+ウネリをBJSミヨシのしなりががいい感じで吸収してくれます。


『やりました!』と喜んでくれた永井さん!
桜色の魚体はまさに桜鯛の名がふさわしく,とても綺麗です。
さすが,マダイの永井と呼ばれるだけありますね!


開門岳をバックに・・・
 


やや遅れて中道社長もマダイがヒット!


段々と船上も活気づいてきました 


潮を見て『いい時間帯になったみたいだね』

 


本日の取材スタッフも2枚目をゲットしてました。


取材スタッフに入っていただいたポイント&ペグ 与次朗店の中島店長も
小型ながら本命キャッチ! 


『さぁ次いくぞぉ〜』と気合の入った永井さん。今度はドラグを緩めて,ウネリの力でゆっくり下へと仕掛けを落としていきます。
コレが今,関東で主流の誘いになっているらしいですよ。


『ホラッきたよ〜』とBJSミヨシをしならせます


喰いが悪いのかギリギリのところに針がかりしています。永井さんはヒット率を上げるために針の結び方にも一工夫していました。
詳しくは6月号の”南のつり”を見てね!


そして永井名人がこだわるのはスイベル。水中ウキから発展した現在のスイベル使用は実際の水中撮影を何時間もかけて見て考案したものなのだ。


水中ウキとスイベル以外にもいろんなパーツが試されている。
このパーツBOXこそ永井さんの宝箱なのだ。


海の状況をみて,針の号数を閂マダイXの9号に,スイベルのウェイトも変えて投入。すると・・・


『4匹目が釣れました!』「と永井さん。


毎投毎投,真剣にエサを付けて真剣にコマセを振って,真剣に誘ってアタリを待っている姿勢は千載一遇のチャンスも逃がさないというプロの姿が見えました。
 


途中,イトヨリが釣れたら『きれいな魚だよねぇ』とニコニコしてスタッフに話しかけてくれる。この気さくな性格も多くのファンを魅了してきたのだろう。


昼過ぎになってからはイトヨリやアジが釣れだしました。宴会用刺身ゲットです。中道社長が釣ったマトウダイも夜の宴会用となりました。


そろそろ帰りますよぉと言ったとき,『ヒットぉ〜』。
最近思いますが,やはり一流のプロという人は何かを持っているんですね!
今度のマダイは横方向への送り込みでヒットに持ち込んだ。スパンカーを立て,船を立てる流し釣りこそできる釣方なのだ。


永井さんの5枚目のマダイも綺麗な桜色でした。攻め方,待ち方,仕掛けなどなど私にとって,いろいろと勉強になりました。



これにて無事終了!


激写!永井名人!中島店長と抱き合う


取材スタッフと記念撮影。
 


姶良町の居酒屋”ざぜん”で最後に釣ったマダイを尾頭付きにしてもらい,みんなで頂きました。永井さんのおもしろい釣りの話とおやじギャグをタップリと聞かせていただきながら,焼酎を飲み,宴会は夜遅くまで続きました。
永井さん,中道社長、曽山さんまた来てくださいね!